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Tech Garden Salon
講演テーマ「コンクリートを悩ます難病とそのための最新治療技術」講師:鹿児島大学大学院 理工学研究科 海洋土木工学専攻 教授 山口明伸
日時 2014年11月8日(土)
17:00開場・映像&ウェルカムドリンク
17:30−19:30講演
場所 マルヤガーデンズ 7F
コンクリートで作られた構造物は、世の中のいたるところにありますが、丈夫で長持ちするはずのコンクリート構造物が、与えられたはずの寿命を全うできずに早期に劣化(人間に例えれば病気)してしまう事例が少なくありません。その原因には、材料や施工に起因する先天的体質の問題、環境や使用条件に起因する様々な有害物質やアレルギー反応、経年的に避けられない老化現象など、様々です。コンクリート工学の分野では、これら一つ一つの病気のメカニズムを解明し、予防、診断、治療、などに役立つ技術を開発しています。今回の講座では、実際の診断機器を使った診断体験もお試しいただけます。周りのコンクリートを見る目がきっと変わります。
講師プロフィール
山口明伸(やまぐち としのぶ)
鹿児島大学大学院理工学研究科海洋土木工学専攻 教授
建築意匠の世界を目指して東工大6類(建築・土木・社会工学)に入学したはずでしたが、2年生進学時の配属学科は土木工学科。当初のイメージは3Kでしたが、中身を知るにつれて”いい意味で"ハマりました。現在は、教育・研究・地域貢献に加えて、滑り止めで土木に入っちゃった学生の意識改革にも取り組んでいます。
剣道4段、習字3段、娘2人、妻1人。趣味は、見る、聞く、作る、食べる、飲むこと。
1970年 6月4日 鹿児島市生まれ<主な著書>
1989 鹿児島県立鶴丸高等学校卒業
1993 東京工業大学土木工学科卒業
1995 東京大学大学院工学系研究科土木工学専攻修士課程修了
ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)訪問研究員(1995)
1998 東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻博士課程修了
1998 鹿児島大学 助手
学振海外特別研究員アーヘン工科大学(ドイツ)(2005〜2007)
2006 鹿児島大学工学部 助教授(2007から准教授)
2012 鹿児島大学大学院理工学研究科 教授
現在に至る
『ゼロから学ぶ土木の基本—コンクリート—』
『コンクリート構造学のマテリアルデザイン』
※定員60名です。
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